面子と雀頭を理解すれば麻雀がわかる!〜アガりの形を徹底解説〜

初心者におすすめ
| 約6分 | ツモロン編集部

「あと少しなのに、何が足りないの?」

麻雀を始めたばかりのあなた、こんな経験はありませんか?

「なんか良い感じに牌が揃ってきたけど、これってアガれるの?」 「他の人はサクサクとアガってるのに、私だけいつまでも完成しない…」

実は、その悩みの答えは**「4面子1雀頭」**という魔法の形にあるんです。

今日は、麻雀で最も大切な「アガりの形」について、一緒に学んでいきましょう。これを理解すれば、あなたも「あ、あと1枚でアガれる!」という瞬間が分かるようになりますよ。

麻雀の基本公式:4面子1雀頭

麻雀でアガるためには、14枚の牌で特定の形を作る必要があります。その形が:

4つの 面子 + 1つの 雀頭 = アガり!

「えっ、それだけ?」

はい、基本はこれだけなんです!料理で言えば「ご飯とおかず4品」みたいなもの。この組み合わせさえ覚えれば、麻雀の80%は理解したようなものです。

面子(メンツ)って何?〜3枚セットの仲間たち〜

面子 は、3枚1組の牌のグループです。麻雀では2種類の面子があります:

1. 順子(シュンツ)〜階段のように並ぶ3枚〜

順子 は、同じ種類の牌で、数字が連続する3枚の組み合わせです。

例えば:

  • :1m::2m::3m:(イー・リャン・サンマン)
  • :4p::5p::6p:(スー・ウー・ローピン)
  • :7s::8s::9s:(チー・パー・キューソー)

ポイント

  • 必ず同じ種類(萬子なら萬子、筒子なら筒子)で揃える
  • 数字が「1,2,3」「4,5,6」のように連続している
  • 「9,1,2」のように一周することはできない
  • 字牌 (東南西北白發中)では順子は作れない

よくある間違い

  • :1m::2p::3s:(種類がバラバラ)
  • :1m::3m::5m:(数字が飛んでいる)
  • :9m::1m::2m:(9→1→2は連続しない)

2. 刻子(コーツ)〜同じ牌の3つ子〜

刻子 は、まったく同じ牌が3枚揃った組み合わせです。

例えば:

  • :5m::5m::5m:(ウーマンの刻子)
  • :1z::1z::1z:(東の刻子)
  • :7p::7p::7p:(チーピンの刻子)

ポイント

  • どの牌でも刻子は作れる(数牌でも字牌でもOK)
  • 同じ牌は4枚しかないので、3枚集めるのは結構大変
  • でも完成すると気持ちいい!

雀頭(ジャントウ)〜2枚のペア〜

雀頭 は、同じ牌2枚のペアです。「アタマ」とも呼ばれます。

例えば:

  • :3p::3p:(サンピンの雀頭)
  • :6z::6z:(發の雀頭)
  • :8s::8s:(パーソーの雀頭)

ポイント

  • アガりには必ず1つだけ必要(2つあってもダメ)
  • どの牌でも雀頭になれる
  • 「頭」という名前の通り、アガり形の「顔」のような存在

実際のアガり形を見てみよう!

では、実際に「4面子1雀頭」がどんな形になるか見てみましょう:

例1:順子だけで作った形

:1m::2m::3m: :4p::5p::6p: :5s::6s::7s: :2z::2z::2z: :9p::9p:

  • 順子3つ::1m::2m::3m::4p::5p::6p::5s::6s::7s:
  • 刻子1つ::2z::2z::2z:(南)
  • 雀頭::9p::9p:

例2:刻子が多い形

:3m::3m::3m: :7p::7p::7p: :1s::1s::1s: :4s::5s::6s: :5z::5z:

  • 刻子3つ::3m::3m::3m::7p::7p::7p::1s::1s::1s:
  • 順子1つ::4s::5s::6s:
  • 雀頭::5z::5z:(白)

例3:バランス型

:2m::3m::4m: :6p::6p::6p: :3s::4s::5s: :6z::6z::6z: :1m::1m:

  • 順子2つ::2m::3m::4m::3s::4s::5s:
  • 刻子2つ::6p::6p::6p::6z::6z::6z:(發)
  • 雀頭::1m::1m:

「あと1枚!」を見つけるコツ

テンパイを見つける練習

「テンパイ」とは、あと1枚でアガれる状態のことです。以下の形を見て、何を引けばアガれるか考えてみましょう:

練習問題1:1m::2m::3m: :4p::5p::6p: :7s::8s::9s: :5z::5z: :3m:

これは3面子と1雀頭ができていて、:3m:が1枚余っています。 つまり、:3m:をもう1枚引けば雀頭になってアガり!

練習問題2:2m::3m: :5p::5p::5p: :1s::2s::3s: :1z::1z::1z: :8s::8s:

:2m::3m:に注目!:1m::4m:を引けば順子が完成してアガり!

よくある質問と落とし穴

Q: 面子は全部同じ種類じゃないとダメ?

A: いいえ!面子の組み合わせは自由です。

  • 順子4つでもOK
  • 刻子4つでもOK
  • 順子2つ+刻子2つでもOK

大切なのは「4つの面子と1つの雀頭」という形です。

Q: 字牌だけでアガれる?

A: アガれます!例えば: :1z::1z::1z: :2z::2z::2z: :3z::3z::3z: :4z::4z::4z: :5z::5z:

これは「字一色」という役満です!

Q: 13枚しかないけど?

A: 正解!手牌は13枚ですが、自分がツモるか他家が捨てた牌でロンすることで14枚目を加えてアガります。

面子作りの優先順位

実戦では、こんな優先順位で面子を作っていきましょう:

  1. 両面待ちを大切に

    • :3m::4m:のような形は:2m:でも:5m:でも順子になる
    • チャンスが2倍!
  2. 対子(トイツ)を活かす

    • :7p::7p:のような同じ牌2枚は、もう1枚で刻子に
    • または雀頭として使える
  3. 孤立牌は様子見

    • 周りに何もない1枚の牌は、しばらく持っておく
    • 意外な形で活きることも

まとめ:4面子1雀頭をマスターしよう!

今日学んだことをおさらい:

面子は3枚1組(順子と刻子の2種類) ✅ 雀頭は2枚のペア ✅ 4面子1雀頭でアガり形の完成 ✅ 面子の組み合わせは自由

この基本さえ押さえれば、あなたも立派な麻雀プレイヤーの仲間入り!最初は「この3枚は順子かな?」「あ、刻子ができた!」と一つ一つ確認しながらで大丈夫。

慣れてくると、パッと見ただけで「あと:2p::5p:でアガり!」なんて分かるようになりますよ。

さあ、次は実際にオンライン麻雀で練習してみましょう!

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